ノクターンガチャ 〜ガチャは良い文明?Boon編〜
ノクターンのNightフェーズと対をなす2大新要素の1つ、BoonとHex。こいつらについて2回に分けて少し考察したいなと思います(自分自身もまだ理解が足りてないので自分用のまとめも兼ねてます)。
Boon・Hexはそれぞれ12枚ずつからなる異なった効果を発揮するカードで、どの効果がもたらされるのかは(最後の一枚でない限り)カードをめくるまでは分かりません。その何が来るか分からないという運要素の高さ&当たり外れの格差から「ガチャ」と形容する人も多いです。1つ1つ見ていきましょう。
ガチャの内容(概要)
(共通のThe 〜's Gift省略、()内は慶ドミ略称)
Sea(うみめぐ、以下「海」):+1カード
→海からカードが送られてくるイメージ
Sun(てんめぐ、以下「天」):山札の上の4枚を見て、好きな枚数を捨て、残りを好きな順に山札の上に戻す
→地図職人が天から見ているイメージ
Swamp(ぬまめぐ、以下「沼」):Will-o-Wispを1枚獲得する
→沼の妖婆が鬼火をまとってるイメージ
Moon(つきめぐ、以下「月」):自身の捨て札置き場を見て、その中の一枚を山札の上に置いてもよい
→月夜にゴミあさりが動いてるイメージ
Earth(ちめぐ、以下「地」):コスト4までのカードを1枚獲得するために財宝1枚を捨て札にしてもよい
→大地から得た資源を工房で加工するイメージ
Wind(かぜめぐ、以下「風」):+2カード、手札から2枚カードを捨てる
→カードが風で流されるイメージ
River(かわめぐ、以下「川」):このターン終了後+1カード
→海よりも遅いけど、カードが届けられるイメージ
Forest(もりめぐ、以下「森」):+1buy、+1金
→木こりが働いてるイメージ
Mountain(やまめぐ、以下「山」):銀貨1枚を獲得する
→山で掘進しているイメージ
Flame(ひめぐ、以下「火」):手札1枚を廃棄してもよい
→焚火でカードを燃やすイメージ
Field(つちめぐ、以下「土」):+1ac、+1金
→収穫でお金を生むイメージ
Sky(そらめぐ、以下「空」):金貨1枚を獲得するために手札を3枚捨ててもよい
→青空市場で物々交換のイメージ
過去に出てきたカード達のイメージを小型化してそれぞれに与えられています。実はこのBoonを全体的に見るとコンボよりもステロの方に有利な素材のほうが多いと私は考えています。コンボ側にははずれが「山」と「空」の2つがありますが、ステロ側にはその2つは当たりになるわけです(その他はどっちにとっても大体当たり)。癖の強いBoon達ですが、それらをふまえた上でいくつかFateカードを見てみましょう。
①:Blessed Village
獲得時にBoonを受けるやつで持ち越すことも出来て便利だと思いますが、「山」や「空」を持ち越すと次のターンを手札減らした状態で始めることになります。また「川」を持ち越すと次のターンに「次のターン+1カード」が持ち越されるためドローの効果は2ターン後になります。どちらかをはっきりして宣言しないとごちゃごちゃになりやすいので注意です。
②:Idol
財宝プレイ時にBoonを受けるやつで、厄介なのは「海」や「風」でのドロー系でしょう。疑似引ききりの捨て札にカードがある状態でめくった場合は目も当てられません(疑似引ききりでなければドローの効果で2枚目以降のIdolを持ってくることもあるので一長一短)。
③:Sacred Grove
相手にもboonを与える唯一のカード。相手が山札0の時に「海」や「風」をめくってアドバンテージになったり、「山」や「空」も自分だけ受けることがあるかもしれません。そして何より「森」と「土」の2/12で自分だけが確実に得をするという美味しいカードです。自分自身の恩恵も大きいのでそこまで買い渋ることもないと思います。因みに自分はこの前玉座-SacredGroveで「森」と「土」を2枚ともめくる実機を解除しました(ダブルボトムと同じ確率)。
他のFate(玉座BoonのPixie、望楼効果のTracker、効果が確定していてゲームによって強さが変わるDruid、3枚同時に受けられるFool、何の変哲もないBard)はどれも癖はあれど使い勝手の良いカードかと思います。こうして見るとBoonガチャはいい要素かもしれない……?
<ノクターンガチャ 〜やっぱりガチャは悪い文明!Hex編〜>に続く